退院後の通院(4/30〜5/2)

4/30(火)

退院後、形成外科への初めての通院日

体から出ているドレーン(管)の排出液量はあまり減っていなかったため、抜去できず。

左乳に入れたティッシュ・エキスパンダー(拡張器)に生理食塩水を50cc追加した。追加したことで内側が圧迫されて排出液量は減るかもとのことで、期待が高まる。手術した箇所の抜糸もそろそろという雰囲気ではあったが、先生から抜糸できるかはまた後日の診察次第と言われてしまって地味に凹んだ。

退院後、初めて1人で電車に乗って一駅先の蕎麦屋へ行くことにした。まだ左腕は重いものを持ったりできないし、術後半月でぶつかったりすると当然痛い状態なので、すごくどきどきした。

この日は、夫に「ドレーンはとれーん」とくだらないダジャレをLINEするも華麗にスルーされた日だった。

と、思いきやこの日の寝る前に会話の流れで夫婦で「ドレーンとれーん」って連呼した。やはり口に出したい語感だなと思った日だった。

 

5/1(水)

排出液の量が少し減っていた。

※毎日決まった時間に測るため朝6時に1人テンションがぶち上がる。

感染症予防のためドレーン(管)は2週間までしか入れられないのだが、 抜去後、排出液が体内に吸収されず溜まった場合は、注射器で抜くらしいから、ある程度量が減ったことで安堵した。

夜、夫自ら妻の左胸を触るって言って触ってきた。多分、私の今の状態を把握してくれようとしているのかな?と思ったけど、真意は聞いていない。

前日、私も左胸に直接は触れていなかったので、初めて左胸の下を触ったら、ティッシュ・エキスパンダーに触れるのかとてもかたくて、自分の体じゃない感が強いし、なんだこれは!?という気持ちになって、夫にも触ってもらった。

夫も術後の胸に触るのは初めてだったと思う。2人でうわぁ〜なんかある〜うわぁ〜となっていた。これを書いている現時点でもまだ、こうなってしまう。

 

・5/2(木)

退院後、形成外科への2回目の通院

前回の通院から、排出液量は確かに減ってはいたものの、まだ抜去可能な量ではなかったが、これ以上ドレーン(管)は入れておけないので、抜去は確定だった。

抜去箇所は、体に穴が開いている状態なので、病院で貼ってくれた防水テープを3日間付けっぱなしにして、その後1か月くらいは防水の絆創膏を貼ることに。

なんと、一部治りが悪い箇所があったものの、この日は抜糸もしてもらえた!(事前に抜糸は状況次第と言われていた)

帰り道、すぐに夫にドレーンが取れ、抜糸もしてもらえたことの報告ととにかくすごく嬉しくて「ひなた、あたたかい。嬉し泣き」とLINEした。