ずいぶんと久しぶりの日記(というか乳がんの記録)になってしまった。
前回の日記が2025年6月で乳がん術後の1年目検診の記録だった。
左胸全摘からは2年、インプラント(シリコン)を入れる手術からは1年5か月くらい経ちました。
前回の日記から今日までの間も定期的に乳腺外科と形成外科に通い、検査等してきましたが、6月16日の2年目検診で血液検査(採血1回でできたので、担当してくれた方、めちゃくちゃ褒めまくった)も腫瘍マーカーもマンモグラフィー(機械の調子が悪くて、2回ほど多く挟んで痛い思いをした)もエコー検査も問題なく、再発率が高いと言われている3年のうち2年が経過しました。
去年、1年目の検診を受ける時は、検査日の1か月前くらいから情緒不安定だったけど、今年の情緒不安定さはさほどでもなかったと思う。
これだけ定期的に検査しているから大丈夫という謎の安心感を持ってしまったのか。これでまた病気になったりしたら、ショック倍増になるので、ちょっと気を引き締めようと思います。
体調はと言えば、以前の日記にも書いたけど、薬で生理を止めているので更年期障害(ホットフラッシュ)が出ており、睡眠は小刻みのままで、毎日お風呂場で見る左胸に複雑な気持ちになっていたのが蓄積されて、この冬はもうとにかく気分がダメになっていた。形成外科の主治医の代替が男性医師に代わって、何だかやりにくそうに胸をチェックするんだけど、左胸の位置がちょっとずれていると言われたのもそれに追い打ちをかけた。ずれてもどうにもすることができないんだから、何も言わないで欲しかった。
ネガティブな気持ちが溜まりすぎて、これはダメな状況だと思って、夫に「冬季うつです!」と伝えた。
通常より気分の浮き沈みがあるのと何もやりたくない、動きたくても動けない状態になる時が明らかに増えた。夫には「どうしようもできない」と言われたんだけど、どうにかして欲しくて言ったわけではなくて、やりたくてもできない状態なので、ご飯作りたくないとか、中々動かないとか、義母のデイサービスの請求書等の書類が片付けできないとか、冬季うつならしょうがないと思ってもらえればそれで良いと思っての宣言だった。
とにかく私の場合は在宅勤務なのも相まって、寒いからと用事がない日は夕飯などの買い物以外は全く外に出ず、やる気も出ないし、動きたくないし、その結果太ってはいけないのに太ってしまい、自己嫌悪でさらに鬱々とした気分になったり。
ようやく冬が終わってやっとあったかくなってきて、ジム通いをまた始めようと思ったら、誕生日(5月7日)に謎の高熱、すぐに良くなって日曜日にフェスへ行ってぶり返し、良くなっては遊びに行ってしまいぶり返し…咳だけずっと残って、1か月以上苦しむことになった。
本当は乳がん術後の2年目検診までには少しは瘦せていたかった。
結局、乳腺外科の主治医にも「冬場はうつ状態だった。太った。また最近運動を始めた(検査日の1週間前くらいからスクワット始めました)」と伝えたら、「冬場はしょうがないよ。ご飯はちゃんと食べられていたの? 食べられてるなら良かった」となんだかやさしい会話の流れで痩せようね~痩せるね〜となった。(7月にキラキラアイドルの5周年ツアーライブに行くので、絶対痩せる!!という気持ちです!!)
他に何か困ってることとかある?って聞かれて、「左胸の皮の内側とシリコンが擦れて痛いから、今すぐではないけれどシリコンを取りたい」と答えた。
せっかく1年かけて左胸にポケットを作って、そこにシリコンを入れたのに、その全てをひっくり返す相談だという自覚はある。
地味に痛いのが続いているのと劣化して取り除く可能性を考えて、年老いた時に取るよりは今の内に取り除いてもいいのではないか、シリコンを入れたからこそ左胸はなくてもいいという結論に至ってしまった。
主治医からは、自家組織に入れ替えてはどうかという提案があったけど、再建の選択肢として、自家組織は右胸とサイズを合わせるから、胸が大きいので無理って話だったし、左胸の皮、シリコンに合わせて切ってるんだよね。その左胸のサイズに右胸を合わせるってかなり痩せないと無理なのでは?
形成外科の次の受診日は来年2月でまだ先だけど、手術してくれた主治医が育休から戻ってくるはず。左胸を頑張って作ってくれたから言いにくいけど、相談して、結論を出したい。
あとは、こうやって公表していることについて…。
病気になった話って、話す機会のない話で、乳がんも女性は9人に1人って言われているけれど、私の周囲に乳がんになった方は家族、親戚含めて誰もいないなーと思っていた。わざわざ言う必要もないから、誰がどうとかはわからないよね。
何となく病気になったっぽいことをSNSに投稿していても病名まで書いている人っていないようだし、わざわざ書く必要もないしね。
TVやインターネットの中に同じ病気の人がいてもどこか現実感がなかったけど私が公表した時に、実は私も、もしくは家族が…なんて話してくれた人が何人かいて、その時にはっきりと病気になっているのは自分だけじゃないんだっていう気持ちになれた。
もしかしたら、私と同じように思う人がいるかもしれない。
自分や家族が病気になった時に気軽に話せる人、相談ではなくただ話を聞いてもらいたいとか、こういう症状出てます?とか、入院した時に何持っていきました?とか、気軽じゃなくて、ちょっと重い話しをしても大丈夫な人、いたらいいかな~欲しいかな~それならここにいますよ~っていう。病気は誰かに支えてもらったり、誰かを支えたり、心がどうしたって疲弊するので、話していて何かしら共通項が見つかると自分だけじゃないって孤独さが少しでも紛れるかもしれない。
会った時にそっと話しかけてもらってもいいし、連絡してくれてもいいし。周囲に1人くらいこういうおばさんがいてもいいでしょ?