2020年3月のこと

2020年2月は週3回は様子を見るためと洗濯物を持ち帰るため、夫婦揃って仕事帰りに病院通い。

仕事帰りに寄って、入院中の出来事を聞いて、帰って私たちのご飯作って、病院から持ち帰った服を洗濯して…疲れてきたので、3月は交代で病院へ通うことに。

 

入院して1ヵ月もすると予想通り

「いつ退院できるの?」が始まりました。

まだ体力的にも難しいし、コロナの件もあったし、介護認定の再申請をしてその結果もきていない。

そうなると私たちの受け入れ態勢も出来ておらず…

「帯状発疹もまだ完治してないし、コロナウィルスに罹ったら、糖尿病の人は重篤になる可能性があって危険だから、もう少し入院してようね。介護認定の再申請の結果もまだだから、退院後の家の準備もできてないんだよ」

で濁し続けた2020年3月

 

入院した時の状態が悪かったので、今なら要支援2から要介護になるかも! と思ってすぐに介護認定の変更申請をするため、認定調査を再度受けたわけですが、時間がかかる。

認定調査と主治医の意見書をもって、介護認定審査会で決定のはずが、主治医の意見書がなかなか提出されず、決まらない。

 

その間、私たちが出来ることは、受け入れ態勢を整えること。

まずは、部屋の整理整頓からということで、義母の部屋の片づけから。

義母は着付けの講師をしていたため、ここ数年一度も着ていないけれど、箪笥に着物や小物類、靴箱には草履がかなりの数あった。

部屋の片付けをするよと伝えると本人から、任せるから売って入院費用に充ててと言われほぼ全部処分

 

それ以外にも

・箪笥(引き出しが重いので、プラの引き出し収納ケースに替えた)

・籐のソファと1人がけの椅子(座面が深くて座ると立ち上がるのが困難)

・ベッド(介護ベッドに替えるため)

・棚(ガラス戸で転んで頭を打ったことあり)

 

少しずつ片付けて、日々が過ぎていく。

なのにまだ介護認定の結果が来ない。

退院の日取りが決められず、毎回のように「退院はまだなの?」があって、「もう少しだよ」って返す日々が続く。

少しだけ体力が戻ってきた義母と毎週末、昼間に病院のカフェでコーヒーを飲み、お茶を濁しながらの3月を過ごしたのでした。