乳がんと再建(2024/03/29)

形成外科を受診

乳腺外科の主治医から、年齢的にも再建した方が喪失感も軽減されると言われたことや自分でも色々と調べてはいたので、全摘と同時に再建をすることにした。

事前に夫からは、人工物を入れるより、自家再建(自分のお腹や背中、太腿から移植する方法)がいいんじゃないかと言われていた。

※シリコンは劣化していくので、メンテナンスが必要になるかもしれず、歳をとった時を考えるとメンテナンスがいらない、自然な胸が良いのであれば、自家再建の方が楽だとは思う

 

私個人としては、自家再建の対応をしてくれる病院への転院が必要になること、今まで手術の経験がなく、左胸を全摘しなければならない自分の体への負担を考えるとシリコンが希望だった。

とにかく手術こわいという気持ちが大きい頃だった。

 

結論として、自家再建では、サイズ的に少し足りないと思うとのことで、シリコンを勧められた。

どちらもメリット、デメリットがあるのは当然だし、何を優先したいかが決め手になる。

もちろん再建しない選択もあったが、自分の体が欠損した状態になることにどれだけ耐えられるのか、この時は分からなかったので、再建一択だった。

 

とにかく決めなきゃいけないことや家族(主に夫)に主治医から言われたことを伝えて、自分の希望と家族の希望を聞いて、同じ方向に足並み揃えて進んでいける体制作りが必要だなと感じた。

ただ、 家族の希望はあくまでも参考程度にとどめておいた方が良い。

自分の体だけじゃなく、人生の責任は自分でしかとれない。