主治医からの告知前に検査で知ってしまった日でもある。
病院の受付システムで出力された受診票に血液検査が組み込まれていた。
前回もらった予約表に記載はなく、乳腺外科に行くと先に血液検査をお願いしますと言われて気づく。
その段階で、乳がんだったかと思いつつ血液検査のところへ。
普通に採血して、最後に耳から血を出してどのくらいの時間で止まるかという検査をされる。
乳がん確定、手術! 針生検の結果聞いてない〜となる。
ドラマでよく見る重苦しい雰囲気はなく、さらっと悪性でした。なら、手術だねーみたいな話をした。
この時もまだエコーの状態(5ミリくらい)だと主治医と私は思っていたので、術式は乳房温存手術、術後は放射線治療という話で、全摘については、念のためこちらも説明しておきますねって感じだった。
手術の予定がバンバン入るらしく、手術の日取りだけ先に決めた。
この日はさすがに複雑な気持ちになる。
とりあえずお茶したり買い物して帰ることに。
どう伝えるのがベストかよくわからないし、これはあのネタを使うタイミングかと思い立って冗談めかして、
『夫に乳がんだったよ。禁煙するように言われたよ。』と連絡
『自分も禁煙するね』って返信があった。
なんていいやつなんだと思ったら、後からなんであんなこと言っちゃったんだろうって言ってて、おいおいともなったけど、 夫は煙が出ないかぎたばこユーザーになってくれました。
(全身麻酔での手術になるため、自身の喫煙、副流煙NGと主治医から強めに言われた)
駅前で1人でお茶している間に夫が最寄駅に着いたので、夫が大好きなカレー屋さんでカレーを食べて帰宅